詳しくは、ファクス テストに失敗したを参照してくださ
い。
ヒント プリンターに関する多くの一般的な問題の解決に役立つ情
報とユーティリティについては、
HP オンライン サポートの Web サ
イト
www.hp.com/go/customercare をご覧ください。
• ファクス テストに失敗した
• ディスプレイに常に「受話器が外れています」と表示される
• プリンターでファクスの送受信ができない
• プリンターでファクスを手動で送信できない
• プリンターでファクスを送信できるが受信できない
• プリンターでファクスを受信できるが送信できない
• ファクス トーンが留守番電話に録音されている
• プリンター付属の電話コードの長さが足りない
• カラー印刷できない
• コンピューターでファクスを受信できない (PC ファクス受信およ
び
Mac にファクス)
ファクス
テストに失敗した
ファクス
テストを実行して失敗した場合、レポートを調べてエラーの
基本情報を確認します。
詳細については、レポートでテストのどの部
分で失敗したか確認し、このセクションの該当トピックで対処方法をご
確認ください。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
• 「ファクス ハードウェア テスト」に失敗した
• 「ファクスが壁側電話ジャックに接続完了」テストに失敗した
• 「電話コードがファクスの正しいポートに接続完了」テストに失敗し
た
• 「ファクスで正しい電話コード使用中」テストに失敗した
• 「ダイヤル トーン検出」テストに失敗した
• 「ファクス回線状態」テストに失敗した
ファクスの問題の解決
131
「ファクス
ハードウェア テスト」に失敗した
解決方法
:
• プリンターのコントロール パネルの ( 電源) ボタンを押して、
プリンターの電源をオフにし、プリンターの背面から電源コード
を抜きます。
数秒経ってから、再度電源コードを差し込んで、電
源をオンにします。
もう一度テストを実行します。 またテスト
に失敗した場合、引き続きこのセクションのトラブルシューティ
ング情報を調べてください。
• テスト ファクスを送信または受信してみてください。 ファクス
の送信または受信に成功したら、問題ない可能性があります。
• [ファクス セットアップ ウィザード] (Windows) または [HP セッ
トアップ
アシスタント] (Mac OS X) からテストを実行している
場合、プリンターがファクスの受信やコピー作成など別のタスク
を完了しようとしてビジーになっていないことを確認します。
コントロール
パネル ディスプレイのメッセージで、プリンター
がビジー状態であるか確認してください。
ビジー状態の場合、タ
スクが終了してアイドル状態になってからテストを実行します。
• 必ずプリンターに付属している電話コードを使用してくださ
い。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンターを
接続しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことがあり
ます。
プリンターに付属している電話コードを差し込んだら、フ
ァクス
テストをもう一度実行します。
• 電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因にな
る場合があります
(スプリッターとは、壁側のモジュラージャッ
クに接続する
2 コード コネクタです)。 スプリッターを取り除
き、プリンターを壁側のモジュラージャックに直接接続してくだ
さい。
問題が見つかったら解決してからもう一度ファクス
テストを実行
して、テストが成功したら、プリンターでファクスを利用する準備
ができています。
[ファクス ハードウェア テスト] の失敗が続き、
ファクスを使用できない場合は、
HP サポートにお問い合わせくださ
い。
www.hp.com/go/customercare にアクセスしてください。 こ
の
Web サイトには、プリンターに関する多くの一般的な問題の解決
に役立つ情報とユーティリティが用意されています。
情報の入力
を要求された場合は、国または地域を選択して、
[お問い合わせ] を
クリックして情報を参照し、テクニカル
サポートにお問合せくださ
い。
第
8 章
132
問題の解決法
「ファクスが壁側電話ジャックに接続完了」テストに失敗した
解決方法
:
• 電話の壁側のモジュラージャックとプリンターの接続を確認し
て、電話コードがしっかり接続されていることを確認してくださ
い。
• 必ずプリンターに付属している電話コードを使用してくださ
い。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンターを
接続しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことがあり
ます。
プリンターに付属している電話コードを差し込んだら、フ
ァクス
テストをもう一度実行します。
• プリンターが壁側のモジュラージャックに正しく接続されてい
ることを確認します。
プリンターに付属の電話コードの一方の
端を壁側のモジュラージャックに、もう一方の端をプリンターの
背面に
1-LINE と書かれているポートに接続します。 ファクス
を使用できるようにプリンターをセットアップする方法につい
ては、追加のファクス
セットアップを参照してください。
• 電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因にな
る場合があります
(スプリッターとは、壁側のモジュラージャッ
クに接続する
2 コード コネクタです)。 スプリッターを取り除
き、プリンターを壁側のモジュラージャックに直接接続してくだ
さい。
• 正常に機能する電話機と電話コードを、製品に使用している壁側
のモジュラージャックに接続し、発信音の有無を確認します。
ダ
イヤル
トーンが聞こえない場合、電話会社に連絡して、回線の検
査を依頼してください。
• テスト ファクスを送信または受信してみてください。 ファクス
の送信または受信に成功したら、問題ない可能性があります。
問題が見つかったら解決してからもう一度ファクス
テストを実行
して、テストが成功したら、プリンターでファクスを利用する準備
ができています。
ファクスの問題の解決
133
「電話コードがファクスの正しいポートに接続完了」テストに失
敗した
解決方法
: 電話コードを正しいポートに接続します。
1
.
プリンターに付属の電話コードの一方の端を壁側のモジュ
ラージャックに、もう一方の端をプリンターの背面に
1-
LINE と書かれているポートに接続します。
注記
2-EXT を使用して壁側のモジュラージャックに接
続する場合、ファクスの送受信ができません。
2-EXT ポ
ートは、留守番電話などの他の機器に接続する場合にの
み使用します。
図
8-1 プリンターの背面図
1
2
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポート接続用にプリンター付属の電話コードを使
用します
2
.
1-LINE と書かれたラベルのポートに電話コードを接続した
ら、もう一度ファクス
テストを実行します。テストが成功
したら、プリンターでファクスを利用する準備ができてい
ます。
3
.
テスト
ファクスを送信または受信してみてください。
第
8 章
134
問題の解決法
• 必ずプリンターに付属している電話コードを使用してくださ
い。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンターを
接続しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことがあり
ます。
プリンターに付属している電話コードを差し込んだら、フ
ァクス
テストをもう一度実行します。
• 電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因にな
る場合があります
(スプリッターとは、壁側のモジュラージャッ
クに接続する
2 コード コネクタです)。 スプリッターを取り除
き、プリンターを壁側のモジュラージャックに直接接続してくだ
さい。
「ファクスで正しい電話コード使用中」テストに失敗した
解決方法
:
• プリンター付属の電話コードを使用して、壁側のモジュラージャ
ックに接続していることを確認してください。
図に示すように、
電話コードの一方の端をプリンターの後部にある
1-LINE と書か
ファクスの問題の解決
135
れたポートに接続し、もう一方の端を壁側のモジュラージャック
に接続します。
1
2
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポート接続用にプリンター付属の電話コードを使用しま
す
プリンター付属の電話コードの長さが足りない場合、カプラーを
使用して延長できます。
カプラーは、電話のアクセサリを扱って
いる電器店で購入できます。
自宅やオフィスで使用している通
常の電話コードがもう
1 本必要になります。
• 電話の壁側のモジュラージャックとプリンターの接続を確認し
て、電話コードがしっかり接続されていることを確認してくださ
い。
第
8 章
136
問題の解決法
• 必ずプリンターに付属している電話コードを使用してくださ
い。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンターを
接続しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことがあり
ます。
プリンターに付属している電話コードを差し込んだら、フ
ァクス
テストをもう一度実行します。
• 電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因にな
る場合があります
(スプリッターとは、壁側のモジュラージャッ
クに接続する
2 コード コネクタです)。 スプリッターを取り除
き、プリンターを壁側のモジュラージャックに直接接続してくだ
さい。
「ダイヤル
トーン検出」テストに失敗した
解決方法
:
• プリンターと同じ電話回線を使用している他の機器がテスト失
敗の原因となっている可能性があります。
他の機器が原因にな
っているかどうかを確認するために、電話回線からすべての機器
を外し、もう一度テストを実行します。
他の機器がないときに
[ダイヤルトーン検出テスト]に合格した場合、1 つ以上の機器が
問題の原因である可能性があります。
どの機器が問題の原因で
あるかわかるまで、機器を一度に
1 つずつ戻し、そのつどテスト
を再実行します。
• 正常に機能する電話機と電話コードを、製品に使用している壁側
のモジュラージャックに接続し、発信音の有無を確認します。
ダ
イヤル
トーンが聞こえない場合、電話会社に連絡して、回線の検
査を依頼してください。
• プリンターが壁側のモジュラージャックに正しく接続されてい
ることを確認します。
プリンターに付属の電話コードの一方の
端を壁側のモジュラージャックに、もう一方の端をプリンターの
背面に
1-LINE と書かれているポートに接続します。
• 電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因にな
る場合があります
(スプリッターとは、壁側のモジュラージャッ
クに接続する
2 コード コネクタです)。 スプリッターを取り除
き、プリンターを壁側のモジュラージャックに直接接続してくだ
さい。
• PBX システムなど、ご使用の電話システムが通常のダイヤル ト
ーンを使用していない場合、テストに失敗する原因になる可能性
があります。
これは、ファクス送受信の問題の原因にはなりませ
ん。
テスト ファクスを送信または受信してみてください。
ファクスの問題の解決
137
• お住まいの国/地域に対して、国/地域の設定が適切に設定されて
いることを確認してください。
国/地域が設定されてないか、間
違って設定されていると、テストに失敗し、ファクスの送受信に
問題が発生することがあります。
• プリンターをアナログ回線に接続していることを確認します。
その以外の場合、ファクスの送受信はできません。
電話回線がデ
ジタルであるかどうかを確認するには、回線に通常のアナログ電
話を接続してダイヤル
トーンを聞きます。 通常のダイヤル トー
ンが聞こえない場合は、デジタル電話用に設定された電話回線の
場合があります。
プリンターをアナログ回線に接続し、ファクス
の送受信を試します。
• 必ずプリンターに付属している電話コードを使用してくださ
い。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンターを
接続しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことがあり
ます。
プリンターに付属している電話コードを差し込んだら、フ
ァクス
テストをもう一度実行します。
問題が見つかったら解決してからもう一度ファクス
テストを実行
して、テストが成功したら、プリンターでファクスを利用する準備
ができています。
[ダイヤル トーン検出] テストの失敗が続く場合
は、電話会社に連絡して回線の検査を依頼してください。
「ファクス回線状態」テストに失敗した
解決方法
:
• プリンターをアナログ回線に接続していることを確認します。
その以外の場合、ファクスの送受信はできません。
電話回線がデ
ジタルであるかどうかを確認するには、回線に通常のアナログ電
話を接続してダイヤル
トーンを聞きます。 通常のダイヤル トー
ンが聞こえない場合は、デジタル電話用に設定された電話回線の
場合があります。
プリンターをアナログ回線に接続し、ファクス
の送受信を試します。
• 電話の壁側のモジュラージャックとプリンターの接続を確認し
て、電話コードがしっかり接続されていることを確認してくださ
い。
• プリンターが壁側のモジュラージャックに正しく接続されてい
ることを確認します。
プリンターに付属の電話コードの一方の
端を壁側のモジュラージャックに、もう一方の端をプリンターの
背面に
1-LINE と書かれているポートに接続します。
第
8 章
138
問題の解決法
• プリンターと同じ電話回線を使用している他の機器がテスト失
敗の原因となっている可能性があります。
他の機器が原因にな
っているかどうかを確認するために、電話回線からすべての機器
を外し、もう一度テストを実行します。
◦ 他の機器がないときに[ファクス回線状態テスト]に合格した
場合、
1 つ以上の機器が問題の原因である可能性があります。
どの機器が問題の原因であるかわかるまで、機器を一度に
1
つずつ戻し、そのつどテストを再実行します。
◦ 他の機器が無くても、[ファクス回線状態テスト] に失敗する場
合は、正常に機能している電話回線にプリンターを接続して、
引き続きこのセクションのトラブルシューティング情報を調
べてください。
• 電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因にな
る場合があります
(スプリッターとは、壁側のモジュラージャッ
クに接続する
2 コード コネクタです)。 スプリッターを取り除
き、プリンターを壁側のモジュラージャックに直接接続してくだ
さい。
• 必ずプリンターに付属している電話コードを使用してくださ
い。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンターを
接続しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことがあり
ます。
プリンターに付属している電話コードを差し込んだら、フ
ァクス
テストをもう一度実行します。
問題が見つかったら解決してからもう一度ファクス
テストを実行
して、テストが成功したら、プリンターでファクスを利用する準備
ができています。
[ファクス回線状態] テストに引き続き失敗し、フ
ァクスができない場合、電話会社に連絡して電話回線の検査を依頼
してください。
ディスプレイに常に「受話器が外れています」と表示される
解決方法
: 誤った種類の電話コードを使用しています。 プリンタ
ーと電話回線を接続するためにプリンター付属の電話コードを使用
していることを確認してください。
プリンター付属の電話コード
の長さが足りない場合、カプラーを使用して延長できます。
カプラ
ーは、電話のアクセサリを扱っている電器店で購入できます。
自宅
やオフィスで使用している通常の電話コードがもう
1 本必要になり
ます。
ファクスの問題の解決
139
解決方法
: プリンターと同じ電話回線の他の機器が使用中である
可能性があります。
内線電話 (同じ電話回線上にあるがプリンター
には接続されていない電話
) や他の機器などが使用されていないこ
と、また受話器が外れていないことを確認してください。
内線電話
の受話器が外れている場合や、コンピューター
ダイヤルアップ モデ
ムを経由して電子メールの送信やインターネットへのアクセスを実
行している場合、ファクス機能は使用できません。
プリンターでファクスの送受信ができない
解決方法
: プリンターの電源がオンであることを確認します。 プ
リンターのディスプレイを見てください。
ディスプレイに何も表
示されず、
(電源) ボタンが点灯していない場合は、プリンターの
電源が入っていません。
電源ケーブルがプリンターに接続され、電
源コンセントにきちんと差し込まれていることを確認します。
(電源) ボタンを押してプリンターの電源を入れます。
プリンターの電源をオンにしたら、
5 分ほど待ってから、ファクス
の送受信を行うようお勧めします。
電源をオンにしても、初期化中
はファクスを送受信できません。
解決方法
: [PC ファクス受信] または [Mac にファクス] が有効にな
っていると、ファクス
メモリがいっぱいである場合 (プリンター メ
モリによって制限
) ファクスの送受信ができない場合があります。
解決方法
:
• プリンター付属の電話コードを使用して、壁側のモジュラージャ
ックに接続していることを確認してください。
図に示すように、
電話コードの一方の端をプリンターの後部にある
1-LINE と書か
第
8 章
140
問題の解決法
れたポートに接続し、もう一方の端を壁側のモジュラージャック
に接続します。
1
2
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポート接続用にプリンター付属の電話コードを使用しま
す
プリンター付属の電話コードの長さが足りない場合、カプラーを
使用して延長できます。
カプラーは、電話のアクセサリを扱って
いる電器店で購入できます。
自宅やオフィスで使用している通
常の電話コードがもう
1 本必要になります。
• 正常に機能する電話機と電話コードを、製品に使用している壁側
のモジュラージャックに接続し、発信音の有無を確認します。
発
信音が聞こえない場合、電話会社にお問い合わせください。
• プリンターと同じ電話回線の他の機器が使用中である可能性が
あります。
内線電話の受話器が外れている場合や、コンピュータ
ー
ダイヤルアップ モデムを経由して電子メールの送信やインタ
ーネットへのアクセスを実行している場合、ファクス機能は使用
できません。
• 別の処理が原因でエラーが発生していないかどうかを確認しま
す。
ディスプレイまたはコンピューターで、問題とその解決法の
エラー
メッセージを確認してください。 エラーが解決するま
で、ファクスの送受信をすることができません。
ファクスの問題の解決
141
• 電話回線の接続ノイズが発生している可能性があります。 電話
回線の音質が悪い
(ノイズがある) と、ファクスの使用時に問題が
発生することがあります。
電話を壁側のモジュラー ジャックに
接続し、静電ノイズなどのノイズに注意して、電話線の音質をチ
ェックしてください。
ノイズが聞こえたら、[エラー補正モー
ド
] (ECM) をオフにして、もう一度ファクスしてみてください。
ECM の変更方法の詳細については、エラー補正モードを設定す
るを参照してください。
問題が解決しない場合、電話会社に連絡
してください。
• デジタル加入者線 (DSL) サービスの使用時は、DSL フィルター
が接続されていることを確認してください。そうしないと、ファ
クスを使用することができません。
詳しくは、ケース B: DSL
の環境でのプリンターのセットアップを参照してください。
• プリンターが、デジタル電話用にセットアップされた壁側のモジ
ュラージャックに接続されていないことを確認します。
電話回
線がデジタルであるかどうかを確認するには、回線に通常のアナ
ログ電話を接続してダイヤル
トーンを聞きます。 通常のダイヤ
ル
トーンが聞こえない場合は、デジタル電話用に設定された電話
回線の場合があります。
• PBX (構内交換機) または ISDN コンバータ/ターミナル アダプタ
を使用している場合は、プリンターが正しいポートに接続され、
ターミナル
アダプタがお住まいの国または地域に適した種類の
スイッチに設定されていることを確認してください。
詳しくは、
ケース
C: PBX 電話システムまたは ISDN 回線の環境でのプリ
ンターのセットアップを参照してください。
第
8 章
142
問題の解決法
• プリンターが DSL サービスと同じ電話回線を共有している場
合、
DSL モデムが正しく接地されていない可能性があります。
DSL モデムが正しく接地されていない場合、電話回線にノイズが
発生することがあります。
電話回線の音質が悪い (ノイズがあ
る
) と、ファクスの使用時に問題が発生することがあります。 電
話機を壁側のモジュラージャックに接続して、静的ノイズなどの
ノイズの有無を聞き取ると、電話回線の音質を確認できます。
ノ
イズが聞こえる場合は、
DSL モデムをオフにして、少なくとも
15 分間電力を完全に除去します。 DSL モデムをもう一度オン
にして、発信音を聞いてください。
注記 今後、電話回線で再び雑音が聞こえる場合があります。
プリンターでファクスの送受信ができない場合は、この手順を
繰り返してください。
電話回線のノイズが消えない場合、電話会社に連絡してくださ
い。
DSL モデムをオフにする方法については、DSL プロバイダ
にお問い合わせください。
• 電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因にな
る場合があります
(スプリッターとは、壁側のモジュラージャッ
クに接続する
2 コード コネクタです)。 スプリッターを取り除
き、プリンターを壁側のモジュラージャックに直接接続してくだ
さい。
プリンターでファクスを手動で送信できない
解決方法
:
注記 この解決策は、プリンターに
2 線式電話コードが付属して
いる次の国または地域にのみ適用されます。
アルゼンチン、オー
ストラリア、ブラジル、カナダ、チリ、中国、コロンビア、ギリ
シャ、インド、インドネシア、アイルランド、日本、韓国、ラテン
アメリカ、マレーシア、メキシコ、フィリピン、ポーランド、ポ
ルトガル、ロシア、サウジアラビア、シンガポール、スペイン、
台湾、タイ、米国、ベネズエラ、ベトナム。
• ファクスを実行するために使用する電話機が、直接プリンターに
接続されていることを確認してください。
ファクスを手動で送
ファクスの問題の解決
143
信するには、図に示すように、プリンターの後部にある
2-EXT
と書かれたポートに電話機を直接接続してください。
1
2
3
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポート接続用にプリンター付属の電話コードを使用しま
す
3 電話
• プリンターに直接接続された電話から手動でファクスを送信す
る場合、ファクス送信には電話機のキーパッドを使用する必要が
あります。
プリンターのコントロール パネルのキーパッドは使
用できません。
注記 シリアル方式の電話を使用している場合、壁のプラグが
接続された本体ケーブルの一番先に電話を直接接続します。
プリンターでファクスを送信できるが受信できない
解決方法
:
• 着信識別サービスを使用していない場合は、プリンターの[応答呼
出し音のパターン
]機能が[すべての呼び出し]になっていること
を確認します。
詳しくは、着信識別応答呼び出し音のパターンを
変更するを参照してください。
• [自動応答] が [オフ] の場合は、手動でファクスを受信する必要が
あります。
そうしないと、プリンターはファクスを受信できませ
ん。
ファクスを手動で受信する方法については、ファクスの手動
受信を参照してください。
第
8 章
144
問題の解決法
• ファクスと同じ電話番号でボイス メール サービスを使用してい
る場合は、ファクスを自動ではなく手動で受信しなければなりま
せん。
また、受信ファクスの着信に応答するためにその場にいる
必要があります。
ボイス メール サービスを使用しているときに
プリンターをセットアップする方法については、ケース
F: 電話
とファクスとボイス
メール サービスを一緒に利用するを参照し
てください。
ファクスを手動で受信する方法については、ファク
スの手動受信を参照してください。
• プリンターと同じ電話回線上にコンピューター ダイヤルアップ
モデムがある場合は、モデムに付属のソフトウェアが、ファクス
を自動受信するような設定になっていないことを確認してくだ
さい。
ファクスを自動受信するよう設定されたモデムは、すべて
の受信ファクスを受け取るため、自動的に電話回線を引き継ぐの
で、プリンターがファクスを受信できなくなります。
• プリンター本体と同じ電話回線上に留守番電話がある場合は、以
下のいずれかの問題が発生している可能性があります。
◦ 留守番電話がプリンターに対して適切にセットアップされて
いない。
◦ 発信メッセージが長すぎる、または発信メッセージの音量が
大きすぎるためにプリンターがファクス
トーンを検出でき
ず、それが原因で送信元のファクス機が切断される。
◦ プリンターがファクス トーンを検出できるだけの充分な時間
が、留守番電話の発信メッセージの後にない。
この問題は、
デジタル留守番電話の場合に最もよく発生します。
以下のアクションを実行すると、これらの問題が解決される場合
があります。
◦ ファクスと同じ電話回線で留守番電話を使用する場合、ケー
ス
I: 電話とファクスと留守番電話を一緒に利用する の説明
のとおり、留守番電話をプリンター本体に直接接続してくだ
さい。
◦ プリンターが自動的にファクスを受信するように設定されて
いることを確認します。
ファクスを自動的に受信するように
プリンターをセットアップする方法については、ファクスの
受信を参照してください。
◦ [応答呼出し回数]設定を留守番電話よりも多い回数に設定し
ていることを確認します。
詳しくは、応答までの呼び出し回
数を設定するを参照してください。
ファクスの問題の解決
145
◦ 留守番電話の接続を解除し、ファクスを受信してみます。 こ
の状態でファクスの受信に成功した場合は、留守番電話が原
因である可能性があります。
◦ 留守番電話をもう一度接続し、発信メッセージを録音し直し
ます。
約 10 秒の長さのメッセージを録音します。 メッセー
ジを録音するときには、低い音量で、ゆっくりと話してくだ
さい。
音声メッセージの後、沈黙した状態で 5 秒以上録音を
続けます。
この沈黙時間を録音するときには、バックグラウ
ンド
ノイズが入らないよう注意します。 もう一度ファクス
を受信してください。
注記 デジタル留守番電話には、発信メッセージの最後に録
音した無音部分を保持しないものもあります。
発信メッ
セージを再生して確認してください。
• プリンターが、留守番電話やコンピューター ダイヤルアップ モ
デム、マルチポート
スイッチ ボックスなど、その他のタイプの
電話機器と同じ電話回線を共有している場合は、ファクスの信号
レベルが減衰することがあります。
スプリッターを使ったり、別
のケーブルをつないで電話コードを延長しても信号レベルは低
下します。
ファクスの信号レベルが低下すると、ファクスの受信
に問題が発生する場合があります。
他の機器が問題の原因となっているかどうかを確認するため、本
プリンター以外の機器すべてを電話回線から取り外し、ファクス
を受信してみてください。
他の機器を接続しないでファクスを
正常に受信できた場合は、機器のいずれかが問題の原因になって
います。
機器を 1 つずつ追加してそのたびにファクスを受信
し、問題の原因となっている機器を特定してください。
• ファクス用電話番号の呼び出し音のパターンが特殊な場合 (電話
会社を通じて着信識別サービスを使用している場合
) は、それに
合致するようにプリンターの
[応答呼出し音のパターン]設定を
確認してください。
詳しくは、着信識別応答呼び出し音のパター
ンを変更するを参照してください。
第
8 章
146
問題の解決法
プリンターでファクスを受信できるが送信できない
解決方法
:
• プリンターのダイヤルする速度が速すぎるか、またはダイヤルの
間隔が短すぎます。
ファクス番号の途中に間隔の挿入が必要に
なることがあります。
たとえば、電話番号をダイヤルする前に外
線にアクセスする必要がある場合、外線番号の後ろに間隔を挿入
してください。
ダイヤルする番号が 95555555 で、9 が外線への
アクセス番号である場合、
9-555-5555 のように間隔を挿入しま
す。
9-555-5555. 入力するファクス番号間に一定の間隔を入れ
るには、ディスプレイにダッシュ記号
([-]) が表示されるまで [*]
ボタンを押します。
ダイヤルのモニタ機能を使用してファクスを送信できます。
こ
れにより、ダイヤル時に電話回線の音を聞くことができます。
ダ
イヤルのペースを設定し、ダイヤル時にプロンプトに応答できま
す。
詳しくは、ダイヤル モニタリングを使用してファクスを送
信するを参照してください。
• ファクス送信の際に入力したファクス番号の形式が正しくない
か、受信中のファクス機に問題が発生しています。
それを調べる
には、電話からファクス番号をダイヤルし、ファクス
トーンを聞
いてみてください。
ファクス トーンが聞こえない場合は、受信
側のファクス機の電源が入っていなかったり、接続されていなか
ったりする場合があります。また、ボイス
メール サービスが、
受信側の電話回線を妨害している場合もあります。
受信者に、受
信側のファクス機に問題がないか確認するように依頼してくだ
さい。
ファクスの問題の解決
147
ファクス
トーンが留守番電話に録音されている
解決方法
:
• ファクスと同じ電話回線で留守番電話を使用する場合、ケース I:
電話とファクスと留守番電話を一緒に利用する
の説明のとおり、
留守番電話をプリンター本体に直接接続してください。
HP の
推奨する方法に従って留守番電話が接続されていない場合、留守
番電話にファクス
トーンが録音されないことがあります。
• プリンターが自動的にファクスを受信するように設定されてい
ること、さらに
[応答呼出し回数] 設定が正しいことを確認しま
す。
プリンターの応答呼出し回数を、留守番電話が応答する回数
よりも多く設定する必要があります。
留守番電話の応答回数と
応答呼び出し回数が同じ回数に設定されていると、電話とファク
スの両方が着信に応答してしまうため、ファクス
トーンが留守番
電話に録音されます。
• 留守番電話の呼出し回数を少なくし、サポートするプリンターの
呼出し回数を最大数に設定します
(呼び出しの最大回数は、国/地
域によって異なります
)。 この設定では、留守番電話が電話に応
答し、プリンターが電話回線を監視します。
プリンターがファク
ス受信音を検出した場合、プリンターはファクスを受信します。
着信が電話の場合は、留守番電話が着信のメッセージを録音しま
す。
詳しくは、応答までの呼び出し回数を設定するを参照してく
ださい。
プリンター付属の電話コードの長さが足りない
解決方法
: プリンター付属の電話コードの長さが足りない場合、カ
プラーを使用して延長できます。
カプラーは、電話のアクセサリを
扱っている電器店で購入できます。
自宅やオフィスで使用してい
る通常の電話コードがもう
1 本必要になります。
ヒント プリンターに
2 線式電話コード アダプタが付属してい
る場合、これを
4 線式電話コードと共に使用して電話コードを延
長させることができます。
2 線式電話コード アダプタの使用方
法については、付属のマニュアルを参照してください。
第
8 章
148
問題の解決法
電話コードを延長するには
1
.
プリンターに付属の電話コードの一方の端をカプラーに、
もう一方の端をプリンター本体背面の
1-LINE というラベ
ルの付いたポートに接続します。
2
.
もう
1 本の電話コードを、カプラーの空いているポートと
壁側のモジュラー
ジャックに接続します。
カラー印刷できない
原因
: [受信ファクス印刷] オプションがオフです。
解決方法
: カラー ファクスを印刷するには、プリンターのコントロ
ール
パネルの [受信ファクス印刷] オプションがオンになっている
ことを確認します。
コンピューターでファクスを受信できない
(PC ファクス受信お
よび
Mac にファクス)
原因
: ファクスの受信用として選択したコンピューターがオフで
す。
解決方法
: ファクス受信用として選択したコンピューターが常に
オンであるようにしてください。
原因
: セットアップ用とファクス受信用に設定したコンピュータ
ーが異なり、いずれかの電源がオフです。
解決方法
: ファクスを受信するコンピューターがセットアップに
使用したコンピューターと異なる場合、両方のコンピューターの電
源が常に入っている必要があります。
原因
: [PC ファクス受信] または [Mac にファクス] が無効になって
いるか、コンピューターがファクスを受信するように設定されてい
ません。
解決方法
: [PC ファクス受信] または [Mac にファクス] を有効に
し、コンピューターがファクスを受信するように設定されているこ
とを確認します。
ファクスの問題の解決
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